開業の支援をします。

開業の際に考えておかないといけないこと、いろいろあるのですが、
まとめてみましたのでご覧ください。

事業内容

 

30代~40代の勤務医の先生へ 
- クリニック開業と医療法人経営を強力にサポートします
【京都・大阪・兵庫を中心に対応】

京都、大阪、兵庫をはじめとする全国の30代~40代の勤務医の先生方、はじめまして。「あさの会計」代表税理士の浅野直人です。この度は、数ある税理士事務所の中から、弊所のウェブサイトにご訪問いただき、誠にありがとうございます。
現在、大学病院や地域の中核病院でご活躍されている先生方の中には、将来の独立開業や、より主体的な医療の提供を目指し、医療法人の設立を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • いつかは自分のクリニックを開業したいけれど、何から手をつければ良いかわからない…
  • 開業資金の調達や、煩雑な手続きに不安を感じている…
  • 医療法人の設立を考えているが、そのメリットやデメリット、設立要件がよくわからない…
  • 医療法人の経営において、会計や税務、労務管理などで困っていることがある…
  • 現在の顧問税理士はいるけれど、医療業界の特殊な事情を理解してくれているか不安…

もし、これらのうち一つでも当てはまるようでしたら、ぜひ一度、「あさの会計」にご相談ください。私たちは、クリニックの新規開業と医療法人の経営支援に特化した専門知識と豊富な経験で、先生方の夢の実現と、安定した医療経営を強力にサポートいたします。

勤務医から開業医へ - 夢を形にするためのステップを共に歩みます

30代~40代は、キャリアの大きな転換期を迎える方も多い世代です。勤務医として培ってきた知識や経験を活かし、地域医療に貢献したいという強い思いをお持ちの先生方もいらっしゃるでしょう。しかし、クリニックの開業には、資金調達、物件選定、内装工事、医療機器の導入、スタッフ採用、そして複雑な行政手続きや税務・会計処理など、多くのハードルが存在します。
「あさの会計」は、これらの開業準備段階から、開業後の経営安定まで、トータルでサポートいたします。先生方が診療に専念できる環境を整えるために、煩雑な事務作業を代行し、専門的なアドバイスを提供いたします。

医療法人設立のメリットとデメリット 
- 設立をスムーズに導きます

医療法人の設立は、税制上の優遇措置や事業承継の円滑化など、多くのメリットがある一方で、設立要件や運営に関する規制も存在します。「あさの会計」では、先生方の状況や将来の展望を丁寧にヒアリングし、医療法人設立のメリットとデメリットを明確にご説明いたします。
設立の手続きはもちろん、設立後の会計処理、税務申告、労務管理、そして医療法人の運営に関する各種届出まで、専門的な知識をもってサポートいたします。

あさの会計が選ばれる理由 - 医療業界に特化した3つの強み

数ある税理士事務所の中で、「あさの会計」が勤務医の先生方、特に30代の先生方に選ばれるには、明確な理由があります。

1.医療業界専門の知識と豊富な経験

代表である浅野直人は、これまで多くのクリニック開業と医療法人の経営支援に携わってまいりました。医療法、税法、会計基準はもちろん、医療業界特有の事情や慣習、診療報酬制度、そして関連法規についても深い理解を有しています。
一般的な税理士事務所では対応が難しい、医療法人会計基準に準拠した会計処理、医療費控除に関するアドバイス、そして診療報酬に関する税務上の注意点など、専門的な知識をもって的確なサポートをご提供いたします。

2.開業準備から経営安定までのトータルサポート

クリニックの開業は、単に税務署に開業届を提出するだけではありません。事業計画の策定、資金調達のサポート、物件選定のアドバイス、医療機器リースの検討、スタッフ採用支援、そして各種行政手続きの代行など、多岐にわたる準備が必要です。
「あさの会計」は、これらの開業準備段階から、開業後の会計・税務顧問、労務管理、そして経営相談まで、ワンストップでサポートいたします。先生方が安心して診療に専念できる環境づくりを全面的にバックアップいたします。

3.親身な対応と長期的なパートナーシップ

30代~40代の先生方は、これから地域医療の中核を担っていく世代です。「あさの会計」は、単なる税務顧問としてだけでなく、先生方の夢や目標を共有し、長期的な視点で共に成長していくパートナーでありたいと考えています。
専門用語をできる限り避け、分かりやすい言葉で丁寧にご説明することを心がけ、どんな些細なことでも、遠慮なくご相談いただけるような、温かく親しみやすい雰囲気づくりを大切にしています。

クリニック開業支援 - 夢の実現を全力でサポート

クリニックの開業は、先生にとって人生における大きな転換期です。「あさの会計」は、先生の描く理想のクリニックの実現に向けて、以下のステップで丁寧にサポートいたします。

  1. 開業計画の策定: 先生のビジョンや強み、地域ニーズなどを考慮し、具体的な開業計画を策定します。
  2. 資金調達のサポート: 金融機関からの融資や、各種補助金・助成金の活用についてアドバイスいたします。事業計画書の作成支援も行います。
  3. 物件選定のアドバイス: 立地条件、競合状況、患者層などを考慮し、最適な物件選びをサポートいたします。
  4. 医療機器・什器の選定: 効率的な診療に必要な医療機器や什器の選定についてアドバイスいたします。リース契約の検討もサポートします。
  5. スタッフ採用支援: 採用計画の策定、求人広告の作成、面接のアドバイスなど、スムーズなスタッフ採用を支援いたします。
  6. 行政手続きの代行: 保健所への開設届、医療機関コードの取得など、煩雑な行政手続きを代行いたします。
  7. 税務・会計システムの構築: 開業当初から適切な会計処理が行えるよう、会計ソフトの導入支援や記帳指導を行います。
  8. 開業後の経営サポート: 月々の顧問契約により、会計処理、税務相談、労務管理、そして経営改善のアドバイスを提供いたします。

医療法人経営支援 - 持続的な成長と安定経営をサポート

医療法人の経営は、一般企業とは異なる会計基準や税制、そして医療法に基づく様々な規制が存在します。「あさの会計」は、医療法人の特性を理解した上で、持続的な成長と安定経営をサポートいたします。

  • 医療法人会計基準に準拠した会計処理: 複雑な医療法人会計基準に則った会計処理を正確に行い、透明性の高い財務状況を把握できるようサポートいたします。
  • 税務申告・納税: 法人税、消費税、源泉所得税など、各種税務申告・納税手続きを適正に行います。
  • 役員報酬の設定: 税務上の適正な役員報酬の設定についてアドバイスいたします。
  • 社会保険・労働保険の手続き: スタッフの社会保険・労働保険に関する煩雑な手続きを代行いたします。
  • 労務管理: 労働時間管理、給与計算、就業規則の作成など、労務管理全般をサポートいたします。
  • 経営改善コンサルティング: 財務分析に基づき、経営課題の発見と改善策のご提案を行います。
  • 事業承継・M&A: 将来的な事業承継や医療法人のM&Aに関するご相談にも対応いたします。

まずはお気軽にご相談ください 
- 30代~40代の先生の未来を応援します

京都、大阪、兵庫を中心とする全国の30代~40代勤務医の先生方、クリニックの開業や医療法人の経営に関わるお悩みは、「あさの会計」に安心してお任せください。
初回のご相談は無料です。「まずは話を聞いてみたい」という段階でも、どうぞお気軽にお問い合わせください。先生の現状や将来のビジョンを丁寧にお伺いし、最適なサポートプランをご提案させていただきます。
先生の夢の実現と、地域医療への貢献を全力でサポートさせていただきます。お電話、メール、またはウェブサイトのお問い合わせフォームより、心よりお待ちしております。 


クリニックの開業は、多くの準備と検討事項を伴う一大事業です。
成功への道を切り拓くために、開業前に医師が考えておくべき重要なポイントを以下にまとめました。

1. 医療理念・コンセプトの明確化
  ・なぜ開業するのか?: 自身の医療に対する信念、地域医療への貢献意欲、ワークライフバランスなど、開業の動機を明確にしましょう。
 ・どのような医療を提供したいのか?: 専門分野、対象疾患、得意な治療法、患者層などを具体的にイメージし、クリニックの特色を打ち出しましょう。
 ・どのようなクリニックにしたいのか?: 患者にとって居心地の良い空間、スタッフが働きやすい職場環境、地域に根差したクリニックなど、理想のクリニック像を描きましょう。

2. 事業計画の策定
 ・ 診療圏調査: 開業予定地の人口動態、競合クリニックの有無、患者ニーズなどを調査し、需要と供給のバランスを見極めましょう。
 ・資金計画: 開業資金(物件取得費、内装工事費、医療機器購入費、運転資金など)と運転資金(人件費、家賃、光熱費、広告宣伝費など)を詳細に算出し、資金調達方法(自己資金、融資など)を検討しましょう。
 ・収支計画: 診療報酬、患者数、自費診療などを考慮し、収益と支出の予測を立て、黒字化までの期間を見通しましょう。
 ・損益分岐点分析: 損益分岐点を把握し、目標患者数を設定しましょう。

3. クリニックの立地選定
 ・ 患者のアクセス: 駅からの距離、駐車場、公共交通機関の利便性などを考慮し、患者が通いやすい立地を選びましょう。
 ・競合クリニック: 周辺の競合クリニックの診療科目、患者層、評判などを調査し、差別化できるポイントを見つけましょう。
 ・地域のニーズ: 地域住民の年齢層、疾患傾向、医療ニーズなどを把握し、適切な診療科目を選びましょう。
 ・物件の条件: 賃料、広さ、建物の構造、バリアフリー対応などを確認し、クリニックの規模や診療内容に合った物件を選びましょう。

4. スタッフの採用と育成
 ・ 必要なスタッフ: 看護師、医療事務、受付など、クリニックの規模や診療内容に応じて必要なスタッフを洗い出しましょう。
 ・採用方法: 求人広告、人材紹介会社、ハローワークなど、適切な採用方法を選びましょう。
 ・人材育成: 研修制度、マニュアル作成、定期的なミーティングなどを通じて、スタッフのスキルアップとモチベーション向上を図りましょう。
 ・労務管理: 就業規則、給与体系、福利厚生などを整備し、働きやすい職場環境を作りましょう。

5. 医療機器・設備の選定
 ・ 必要な医療機器: 診療科目、診療内容、患者層に応じて必要な医療機器を選定しましょう。
 ・医療機器の性能・価格: 性能、価格、メーカーの信頼性などを比較検討し、コストパフォーマンスの高い医療機器を選びましょう。
 ・医療機器の保守・メンテナンス: 定期的なメンテナンスや修理体制が整っているか確認しましょう。
 ・院内レイアウト: 患者の動線、スタッフの作業効率、感染対策などを考慮し、効率的かつ安全な院内レイアウトを設計しましょう。

6. 広報・集患対策
 ・ ホームページ・SNS: クリニックの情報を発信するホームページやSNSを開設し、患者とのコミュニケーションを図りましょう。
 ・ 地域連携: 地域住民向けの説明会、健康講座、イベントなどを開催し、地域との連携を深めましょう。
 ・紹介患者: 近隣の医療機関や介護施設との連携を強化し、紹介患者の獲得を目指しましょう。
 ・広告宣伝: 地域情報誌、チラシ、インターネット広告などを活用し、効果的な広告宣伝を行いましょう。

7. 法務・税務対策
 ・ 医療法、薬機法、個人情報保護法など: 関係法令を遵守し、適切な医療を提供しましょう。
 ・税務申告、社会保険手続きなど: 税理士や社会保険労務士と連携し、適切な税務・労務管理を行いましょう。
 ・医療賠償責任保険: 医療事故に備え、適切な保険に加入しましょう。

8. 医療情報システムの導入
 ・ 電子カルテ、レセプトコンピューター、予約システムなど: 医療情報システムを導入し、業務効率化と患者サービスの向上を図りましょう。
 ・セキュリティ対策: 患者の個人情報保護のため、セキュリティ対策を徹底しましょう。

9. 開業後の運営
 ・ 患者満足度向上: 患者アンケート、クレーム対応などを通じて、患者満足度向上に努めましょう。
 ・スタッフのモチベーション維持: 定期的な面談、研修、福利厚生などを通じて、スタッフのモチベーション維持に努めましょう。
 ・経営状況の把握: 定期的に経営状況を分析し、改善点を見つけましょう。
 ・地域医療への貢献: 地域住民の健康増進に貢献できるような活動を行いましょう。

10. その他
 ・ 医師会への加入: 地域医師会に加入し、情報収集や連携を深めましょう。
 ・ 医療連携: 地域の中核病院や他の医療機関と連携し、患者の紹介や情報交換を行いましょう。
 ・最新医療情報の収集: 学会や研究会に参加し、最新の医療情報を収集しましょう。

  • クリニックの開業は、多くの準備と努力を必要としますが、地域医療に貢献し、患者から信頼されるクリニックを目指して、計画的に準備を進めていきましょう。

開業時の金融機関の選び方

クリニック開業時の金融機関との付き合い方は事業の成否のカギを握るといっても過言ではありません。よりよい金融機関とお付き合いするためには誠意が大切ですがいくつかポイントもありますのでご覧ください。

クリニック開業時の金融機関との付き合い方は、長期的な視点と段階的な関係構築が重要です。

1. 開業時の金融機関との関係構築
 ・ 信頼関係の構築:
    開業計画の初期段階から、複数の金融機関と積極的に面談し、信頼関係を築くことが重要です。
    事業計画書や資金計画を詳細に説明し、自身のビジョンや経営手腕をアピールしましょう。
   誠実な対応を心がけ、金融機関からの質問や要望に真摯に応えることが信頼獲得につながります。
 ・ 融資条件の比較検討:
    金利、返済期間、担保の有無など、複数の金融機関の融資条件を比較検討しましょう。
    それぞれの金融機関の特性や得意分野を理解し、自身のクリニックに最適な融資プランを選択することが重要です。
    地方銀行や信用金庫、医療信用など、地域に根ざした金融機関は、クリニック開業に理解があり、親身なサポートを受けられる場合があります。
 ・ 長期的な視点:
    開業時の融資だけでなく、将来的な資金調達や経営相談など、長期的な関係構築を意識しましょう。
    開業後も定期的に金融機関と情報交換を行い、良好な関係を維持することが重要です。

2. 開業後の金融機関との関係維持
  ・定期的な情報共有:
    経営状況や財務状況を定期的に金融機関に報告し、信頼関係を維持しましょう。
    良い情報だけでなく、課題やリスクについても共有し、金融機関からのアドバイスやサポートを受けられる体制を構築しましょう。
 ・ 返済計画の遵守:
   返済計画を遵守し、遅延や滞納がないように注意しましょう。
   万が一、返済が困難になった場合は、早めに金融機関に相談し、返済計画の見直しやリスケジュールを検討しましょう。
 ・ 新たな資金調達の検討:
    設備投資や事業拡大など、新たな資金調達が必要になった場合は、金融機関に相談しましょう。
    これまでの信頼関係に基づき、有利な融資条件を引き出せる可能性があります。

3. 家族状況の変化を踏まえた金融機関との関係
 ・ 資産運用・管理:
   金融機関の資産運用・管理サービスを活用し、効率的な資産形成を目指しましょう。
   家族構成やライフプランに合わせた資産運用プランを提案してもらい、将来に備えることが重要です。
 ・ 事業承継・M&A:
    後継者への事業承継やM&Aを検討する際は、金融機関の専門的なアドバイスやサポートを受けましょう。
    事業承継・M&Aに関する情報提供やマッチングなど、幅広い支援が期待できます。
 ・ 相続対策:
    相続対策は、家族の将来に大きな影響を与える重要な課題です。
    金融機関の相続対策サービスを活用し、遺産分割や納税資金の準備など、具体的な対策を検討しましょう。

4.金融機関の種類と特徴
 ・ 都市銀行:
    全国的なネットワークを持ち、大規模な融資や多様な金融商品を提供しています。
    大企業や大規模な医療法人との取引に強みがあります。
 ・ 地方銀行:
    地域に密着した経営を行い、中小企業や個人事業主との取引に強みがあります。
    地域経済や医療事情に精通しており、親身なサポートが期待できます。
 ・ 信用金庫・信用組合:
    地域住民や中小企業の相互扶助を目的とした金融機関です。
    地域に根ざした経営を行い、きめ細やかなサポートを提供しています。
  ・医師会と連携している金融機関もあります。

5.金融機関との付き合い方のポイント
 ・複数の金融機関と関係を持つ:
    特定の金融機関に依存せず、複数の金融機関と関係を持つことで、リスク分散や有利な条件の獲得につながります。
 ・ 専門家の活用:
    税理士や弁護士など、専門家のサポートを受けながら、金融機関との交渉や契約を進めることが重要です。
 ・ 情報収集:
    医療業界や金融業界の最新情報を常に収集し、経営に役立てましょう。

googleビジネスプロフィールについて

Google口コミなどマップの検索で最近よく耳にするビジネスプロフィールについて考察しました。

クリニック経営において、Googleビジネスプロフィール(GBP)は集患・集客に非常に重要な役割を果たします。
患者様は、クリニックを探す際にGoogle検索やGoogleマップを利用することが多く、GBPの情報は来院を検討する際の重要な判断材料となります。

1. 基本情報の正確性と充実
 ・ 正確な情報の掲載:
    クリニック名、住所、電話番号、診療時間、ウェブサイトURLなどの基本情報を正確に掲載しましょう。誤った情報は患者様の不信感を招き、来院機会の損失につながります。
    診療時間や休診日は常に最新の情報に更新しましょう。
 ・ 詳細な情報の提供:
    診療科目、対応可能な症状、検査内容、専門とする治療などの詳細情報を記載しましょう。
    バリアフリー対応、キッズスペースの有無、駐車場情報など、患者様のニーズに応じた情報を掲載しましょう。
 ・ 写真の掲載:
    クリニックの外観、内観、受付、待合室、診察室などの写真を掲載しましょう。清潔感や安心感を与える写真を選ぶことが重要です。
    スタッフの写真や院長先生のプロフィール写真も掲載すると、親近感を与えることができます。

2. 口コミ管理と返信
 ・ 口コミの重要性:
    Googleの口コミは、患者様がクリニックを選ぶ際の重要な判断材料となります。良い口コミは集患につながり、悪い口コミは評判を低下させる可能性があります。
 ・ 口コミへの返信:
    良い口コミには感謝の気持ちを伝え、悪い口コミには真摯に対応しましょう。
    悪い口コミに対しては、感情的にならず、事実に基づいた説明や改善策を提示することが重要です。
    個人の特定につながる情報や医療に関する情報は記載しないように注意しましょう。
 ・ 口コミの促進:
    患者様に口コミ投稿をお願いする仕組みを作りましょう。例えば、診察後に口コミ投稿を促すメッセージを送ったり、院内に口コミ投稿のお願いを掲示したりする方法があります。
    Googleビジネスプロフィールの口コミは、Google検索やGoogleマップで上位表示されるための重要な要素です。
    口コミの質と量は、クリニックのオンラインでの評判に大きく影響します。
    定期的に口コミを確認し、返信することで、患者様との信頼関係を築き、クリニックの評判を高めることができます。

3. MEO対策(ローカルSEO対策)
 ・ MEO対策の重要性:
   MEO対策とは、Googleマップ検索で上位表示されるための対策です。
    「地域名+診療科目」などのキーワードで検索する患者様は、来院意欲が高い傾向にあります。
 ・ MEO対策のポイント:
    正確な情報の掲載、口コミ管理、写真掲載などに加え、以下の対策も行いましょう。
      適切なカテゴリの選択
      関連キーワードの活用
      ウェブサイトとの連携
      Googleビジネスプロフィールを常に最新の状態に保ち、定期的にパフォーマンスデータを確認し、それに基づいた適切な改善を行うことが重要です。

4. 投稿機能の活用
 ・ 情報発信:
    クリニックからのお知らせ、診療に関する情報、健康に関する情報などを投稿しましょう。
    イベント情報やキャンペーン情報なども効果的です。
 ・ 患者様とのコミュニケーション:
    投稿へのコメントや質問に返信することで、患者様とのコミュニケーションを深めることができます。

5. その他
 ・ Googleビジネスプロフィールの管理:
    Googleビジネスプロフィールの情報を常に最新の状態に保ち、定期的にパフォーマンスデータを確認し、それに基づいた適切な改善を行うことが重要です。
 ・ ウェブサイトとの連携:
    Googleビジネスプロフィールとウェブサイトの情報を一致させ、相互に連携させましょう。
 ・ 専門家の活用:
    MEO対策やGoogleビジネスプロフィールの運用に不安がある場合は、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。
Googleビジネスプロフィールは、クリニックの「顔」となる重要なツールです。
適切な運用を行うことで、集患・集客効果を高め、クリニックの発展に貢献することができます。;

医師会に加入するべきか否かで悩んでいる場合

医師会への加入をお考えの場合の指針を少しだけご提案させて頂きます。

 

開業医が医師会に加入するかどうかは、診療科目やクリニックの方針、地域性などによって異なります。
以下に、主な診療科目ごとに医師会加入のメリット・デメリット、および加入を検討する際のポイントをまとめました。

医師会加入のメリット
 ・地域医療への貢献:
    医師会は、地域住民の健康診断や予防接種、介護保険など、地域医療に深く関わっています。医師会に加入することで、地域医療に貢献し、地域住民との信頼関係を築くことができます。
 ・ 情報収集:
    医師会は、最新の医療情報や診療報酬に関する情報、地域医療に関する情報などを会員に提供しています。これらの情報は、クリニックの運営や診療に役立ちます。
 ・ 他の医師との連携:
    医師会は、他の医師との交流や連携を促進する機会を提供しています。他の医師との連携は、患者の紹介や情報交換、緊急時の対応などに役立ちます。
 ・ 社会的信用:
    医師会に加入していることは、地域住民や他の医療機関からの信頼を得ることにつながります。
 ・ 各種保険・年金への加入:
    医師賠償責任保険や医師年金制度に加入できる場合があります。

医師会加入のデメリット
 ・ 会費:
    医師会には、入会金や年会費がかかります。これらの費用は、医師会によって異なります。高く感じられる場合が多いです。
 ・時間的拘束:
    医師会の活動に参加する必要がある場合があり、時間的な拘束が生じることがあります。
 ・ 人間関係:
    医師会の人間関係が煩わしいと感じる場合があります。

診療科目ごとのアドバイス
 ・ 内科・小児科:
    地域住民の健康診断や予防接種、学校医などの活動に関わることが多いため、医師会加入のメリットが大きいと考えられます。
 ・ 外科・整形外科:
    地域医療への貢献や他の医療機関との連携を重視する場合は、医師会加入を検討する価値があります。
 ・ 皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科:
    自由診療の割合が高い場合は、医師会加入のメリットが少ないと感じるかもしれません。しかし、地域医療への貢献や情報収集の観点から、加入を検討する余地はあります。
 ・ 精神科・心療内科:
    地域との連携や、情報共有は重要であるため、医師会加入のメリットはあります。
 ・ 美容外科・美容皮膚科:
    自由診療がメインとなるため、医師会加入のメリットは少ないかもしれません。

医師会加入を検討する際のポイント
 ・ 地域性:
    医師会の活動内容や地域医療への貢献度合いは、地域によって異なります。開業する地域の医師会の活動内容をよく調べてから判断しましょう。
 ・ クリニックの方針:
    地域医療への貢献を重視するか、自由診療を重視するかなど、クリニックの方針によって医師会加入の必要性は異なります。
  ・費用対効果:
    医師会費と得られるメリットを比較して、費用対効果を検討しましょう。ただし、保険診療のメリットは目に見えにくいですが、とてもとても大きなものです。その制度の根幹に医師会は関与していますのでその点は忘れてはいけないポイントです。
  ・他の医師の意見:
   すでに開業している他の医師の意見を聞いて、参考にしましょう。

医療法人にするタイミング

個人のクリニックが医療法人にする際の判断基準やスケジュールなどをお話します。

 

医療法人化のメリット
 ・税制上のメリット
   個人の場合、所得税は累進課税制度のため、所得が増えるほど税率が高くなります。一方、法人の場合は法人税率が一定であるため、所得によっては税負担を軽減できます。
   医療法人化することで、院長に給与を支払う形になり、給与所得控除が適用されます。
    退職金を支給することで、税制上の優遇措置を受けられます。
    医療法人で生命保険に加入することで、保険料を損金として計上できる場合があります。
 ・社会保険の加入
   医療法人化すると、従業員は健康保険や厚生年金保険に加入できます。これは従業員にとって大きなメリットであり、人材確保にもつながります。
   ・社会保険料は法人と従業員が折半するため、法人も一部負担しますが、福利厚生を充実させることで従業員のモチベーション向上につながります。
 ・事業承継の円滑化
    個人の場合、事業承継は煩雑な手続きが必要ですが、医療法人化することで、理事長交代の手続きのみで済み、事業承継がスムーズになります。
 ・事業拡大の可能性
    医療法人化することで、分院の設立や介護事業への参入など、事業の多角化が可能になります。
   金融機関からの融資が受けやすくなる可能性があります。
 ・対外的な信用力の向上
   医療法人化する事で、社会的な信用が増し、患者さんや金融機関からの信頼を得やすくなります。

医療法人化のデメリット
 ・設立・運営コストの増加
   医療法人設立には、定款作成、登記、都道府県への認可申請など、煩雑な手続きと費用がかかります。
    医療法人化後は、税理士や社会保険労務士などの専門家への依頼が増え、顧問料などの運営コストも増加します。
    社会保険の事業主負担分の支払いが発生します。
 ・ 運営上の制約
    医療法人は、都道府県の監督下に置かれるため、運営に関する規制が厳しくなります。
    毎年の事業報告書の提出や、会計監査の実施など、事務作業が増加します。
    医療法人の剰余金の配当は禁止されています。
 ・ 借入金の引継ぎ
    個人開業時代の借入金のうち、運転資金は医療法人へ引き継ぐことができません。
 ・ 出資持分のない医療法人の場合
   * 出資持分のない医療法人の場合、医療法人の資産は、個人の資産とはならず、後継者がいない場合、解散後に国や地方公共団体に帰属することになります。

都道府県への届出スケジュール
医療法人設立までのスケジュールは、都道府県によって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。
 ・ 設立準備
    設立総会の開催
    定款の作成
    設立計画書の作成
    役員の選任
 ・ 都道府県への認可申請
    申請書類の作成・提出
    都道府県による審査
    設立認可
 ・ 設立登記
    設立認可後、2週間以内に法務局で設立登記を行います。
 ・ 開設許可申請
    医療機関の開設許可申請を行います。
 ・ 保険医療機関指定申請
    保険医療機関の指定を受けます。

スケジュールに関する注意点
 ・ 都道府県によって、申請書類や審査期間が異なるため、事前に確認が必要です。
 ・ 設立認可までに数ヶ月かかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
 ・ 専門家(税理士、司法書士、行政書士など)に相談しながら進めることをお勧めします。

医療法人化の判断基準
医療法人化は、メリットとデメリットを比較検討し、慎重に判断する必要があります。以下の点を考慮すると良いでしょう。
 ・ 年間医業収入
 ・ 将来的な事業計画(分院展開、介護事業への参入など)
 ・ 事業承継の予定
 ・ 税負担の軽減効果
 ・運営コストの増加

参考情報
 * 厚生労働省ウェブサイト
 * 各都道府県の医療法人設立に関する情報
医療法人化は、クリニックの経営に大きな影響を与える重要な決断です。専門家と相談しながら、慎重に検討することをお勧めします。 

経営が不調なクリニック様への処方箋

熱が出たら安静にする。その程度のお話ですが、
徹底できているクリニック様は少ないように感じています。

 

経営不振のクリニックを再生させるためには、多角的なアプローチが必要です。
資金面、患者様との接遇、Webサイト構築、Googleの口コミ対策など、様々な側面から改善策を講じる必要があります。

1. 資金面の改善
 ・ 現状分析とコスト削減:
    まずは、クリニックの財務状況を詳細に分析し、無駄なコストを洗い出します。
    医薬品や医療機器の仕入れ価格、光熱費、人件費など、各項目のコストを見直し、削減できる部分を探します。
    リース契約の見直しや、不要な医療機器の売却なども検討しましょう。
 ・ 収益の向上:
    自由診療の導入や、予防医療、健康診断など、新たな収益源を検討します。
    患者様のニーズに合わせたサービスを提供することで、リピーターを増やし、収益向上につなげます。
    近隣の企業や団体と連携し、従業員の健康管理や予防医療に関するサービスを提供することも有効です。
 ・ 資金調達:
    金融機関からの融資や、補助金・助成金の活用を検討します。
    事業計画をしっかりと作成し、資金調達の必要性を明確に示すことが重要です。
   
2. 患者様との接遇改善
 ・ 患者様の声に耳を傾ける:
    患者様アンケートや、意見箱などを設置し、患者様の声を積極的に収集します。
    収集した意見を分析し、改善点を見つけ、具体的な改善策を実行します。
 ・ 接遇スキルの向上:
    スタッフ向けの接遇研修を実施し、患者様への対応スキルを向上させます。
    笑顔での挨拶、丁寧な言葉遣い、患者様の目線に立った説明など、基本的な接遇を徹底します。
    患者様の不安や疑問に寄り添い、親身に対応することが重要です。
 ・ 待ち時間の短縮:
    予約システムの導入や、診察の効率化を図り、待ち時間を短縮します。
    待ち時間が発生する場合は、雑誌やテレビ、Wi-Fiなどを提供し、患者様が快適に過ごせるように配慮します。
 ・ 院内環境の改善:
    清潔で快適な院内環境を維持します。派手にする必要もゴージャスにする必要もなく、清潔にしましょう。
  バリアフリー対応や、キッズスペースの設置など、患者様のニーズに合わせた環境整備を行います。

3. Webサイト構築とGoogleの口コミ対策
 ・ Webサイトの改善:
    クリニックのWebサイトをリニューアルし、情報発信を強化します。
    診療内容、医師のプロフィール、アクセス情報など、患者様が求める情報を分かりやすく掲載します。
    オンライン予約システムや、オンライン相談窓口などを設置し、患者様の利便性を向上させます。
    SEO対策を施し、検索エンジンで上位表示されるように対策します。
 ・ Googleの口コミ対策:
    Googleビジネスプロフィールを最適化し、正確な情報を掲載します。
    患者様に口コミ投稿を促し、高評価の口コミを増やします。
    低評価の口コミには、真摯に対応し、改善策を提示します。
    MEO対策を実施し、地域検索で上位表示されるように対策する。
 ・ SNSの活用:
    クリニックのSNSアカウントを開設し、情報発信や患者様とのコミュニケーションを行います。
    診療に関する情報や、健康に関する情報など、患者様の関心が高い情報を発信します。
    患者様からの質問やコメントに丁寧に回答し、信頼関係を築きます。

4. その他
 ・ スタッフのモチベーション向上:
    スタッフの意見を積極的に聞き、働きやすい環境を整備します。
    スタッフのスキルアップを支援し、モチベーションを高めます。
    スタッフ間のコミュニケーションを促進し、チームワークを強化します。
 ・ 地域連携の強化:
    地域の医療機関や介護施設と連携し、地域医療に貢献します。
    地域のイベントや健康教室などに参加し、地域住民との交流を深めます。
    地域住民向けの健康情報発信や、相談窓口の設置なども検討します。
 
いかがでしょうか。それほど難しいことはないのですが徹底することは難しい。
そこにこそ改善のヒントがあります。

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